子供を通して自分の音楽を表現してきた
私が3歳の時からのピアノの恩師、甲斐先生。
音楽の楽しさ、遊び方を、先生の生き方を通して私は学びました。
そんな恩師のところへ、私はニューヨークから帰ってすぐに会いに行きました。
その時に「私は子供を通して自分の音楽を表現してきたんよ。」と、そんな話をしてくれました。
その言葉を、先日のイベントにて本当の意味で理解できた気がします。
もちろん、私は今入り口だと思います。
今、その言葉のスタートラインに立ったところです。
それも、私の振付を踊ってくれた生徒たちのお陰。
心から感謝です。そして、一人一人のフレーバーを楽しませてもらいました。
今回は、自由にポーズを決めてもらったり、好きに踊るという課題を子供たちに出しました。
加え、ハロウィンの仮装を好きなようにしてくる、という課題も出しました。
だから似合っていた!
し、魅力のあるステージになりました。
どうしても、アジア人は何でも同じに揃えたがります。
人種的にタヌキやピラニアと同じで、遺伝子的に憶病という因子が入っているので、
団体行動や何かに所属する、皆と同じものを着る、同じ色に染まる、同じ方向へ進む…ということに安心感を覚えます。
これは、医学的にも研究発表されています。
本人の自由なので、それが当人の幸せならそれで良いのです。
ただ、他人の真似ばかりで、自分を失い、他人を攻撃したり、自分を傷つけないでほしいなーと思ったりします。
貴方が貴方になってあげなければ、誰が貴方になれるのか。
誰もあなたにはなれません。
貴方の人生は貴方のための時間。誰かさんの人生を生きるための時間ではないのです。
ダンスを通して自分のフレーバーを楽しんでほしいです。
ダンスをしている間、常に心が安全だということを知ってください。
なぜなら、それがダンスだからです。
もちろん、振付はあります。
バレエやモダンなどの“ メソッド ”が 第1ベース。
第2ベースのために、私たち、振付師がいます。
その振り付けにフレーバーをつけるのがダンサーです。
私は私が作った振り付けのストーリーは教えます。
なぜ、この振り付けなのか。
ですが、ダンサーそれぞれが持つフレーバーを私はジャッジしません。
常に心が安全だと言うことを知って、オープンマインドで踊ってほしいです(^^)