16才11ヶ月3日|愛犬チワワ|てんかん発作と介護の記録

今日はてんチャンの誕生日。約3週間前に天国へ向かいました。

あの子が居なくなってから1週間は、あの子との思い出が詰まった自分の部屋では寝れませんでした。

「本当に、あの子は行ってしまったの?」
どんなに頭で分かっていた事でも、心はそれを知らなかったから、それを実感した時に涙が溢れる。

朝起きて”ガサゴソ”と音がすると「てんちゃん?」ってあの子の姿を探して、

トイレへ行くと、あの子が後ろから付いてこないか、期待してしまう。

携帯を開く度、元気なあの子との写真を目の前に、胸が締め付けられる。

ふわふわの毛布があると、そこに隠れている気がする。

未だ、最後に残したあの子の薬を捨てられない。

ゆっくり、心の整理をしていきます。

*てんかん発作が起きてからの日記

◆2020年7月27日の深夜

初めて『てんかん発作』が起き、直ぐに病院へ連れて行きました。お医者さまから「頻繁に起きないのであれば薬を飲む必要がない、副作用はゼロではない」と言われましたので、私たちは暫くてんチャンの様子を見ることにしました。出来る限り私が一緒にいられるように、いつもてんチャンが居る椅子、お水とご飯の機械を私の仕事部屋へ移動させました。

◆2020年8月~10月

私のダンス練習中も、うろちょろしたり『てんかん発作』が起きることはありませんでした。

◆2020年11月16日の夜

2回目の『てんかん発作』が起き、その翌日(17日)の朝と夕方に続けて3回。
慌てて病院へ連れて行ったのですが、やはり先生と話をした結果、もう少し様子を見ることにしました。

◆2020年12月~2021年1月

一緒に、誕生日、クリスマス、年末年始を過ごすことが出来ました!
来年も一緒に過ごそうね!
『てんかん発作』はありませんでした。

◆2021年2月5日

てんチャンの大好きな「プチビスケット」が、目の前に合っても食べられなくなりました。それは、もう、眼も、鼻も効かなくなっていることを私に知らせました。

◆2021年3月19日

ここ数日で白内障が酷くなったようで、散歩も行きたがらなくなりました。顔も上を向かなくなりました。多分、ぶつかると怖いからかな。。。昨日、病院へ連れていったら、全然見えてないわけではないと言うことでした。
数週間前までは元気に吠えたりもしてたのに、ずっと声を聞いてません。吠えて起こされてた頃が懐かしくて悲しいです。
今の状態でも良いから時が止まれば良いのにと思います。

◆2021年3月21日

硬いドックフードを前のように食べられなくなりました。タイミングよく、CMで見たワンチュールと、柔らかい缶詰で栄養補給をさせることにしました。

◆2021年4月23日

てんチャンが再び吠えました!もう聞くことが出来ないと思っていたてんチャンの声が聞けて感動しました。すかさずムービーを撮ってしまいました。

◆2021年5月9日

『てんかん発作』が1日のうちに数回起きました。

◆2021年5月11日

どこでもトイレをしてしまうので、家中にトイレシートを敷いていました。
ついにオムツを付けることにしました。

しかし、気持ち悪いのか一晩中寝れなくて、ぐったりしてしまったので、てんチャンのストレスになると思い、オムツをやめました。

◆2021年6月24日

長時間に渡る『てんかん発作』が起きました。もう副作用など言ってられないと思い、薬を服用させることにしました。
薬の副作用で、沢山寝るようになりました。起きている間も、ぼーっとしている事が増えました。
それでも、てんかんが起きるよりは…。

ぼーっとしていない間は相変わらず、くるくると歩き回って、顔をあらゆるところにぶつけるので、危険だと思い、子供用プールで保護することにしました。

◆2021年7月

自分で餌を見つけて食べることが出来ないので、器にワンチュールを出して、口元へ持って行き、食べさせるようになりました。水も同様。

◆2021年8月

てんかん発作は薬で収まっていましたが、だんだんと寝れなくなってきたようで、プールの中をぐるぐると以前のように歩き回るようになりました。

◆2021年9月『虫の知らせ?』

朝起きるとすぐに、てんしんに触りたいという衝動にかられました。そして何故か「今なら触れる!」と思ったのです。まるで、既にあの子がこの世にいないような感覚を覚えて…。
そんな不思議な朝が、3回訪れました。

◆2021年10月7日

体調を崩したのか、下痢をして、食べ物を食べなくなってしまいました。既に2.8キロになっていたので、このままでは栄養失調で、再びてんかんが起きるのではないかと、恐れて病院で点滴をしてもらいました。(その翌日も)
点滴で少し回復して、再び少し口から食べ物や水を採れるようになり、ほっとしていたのですが・・・

突然の悪化

◆2021年10月24日
今までとは違い、眼をカッと見開いた状態で「てんかん発作」が連続的に起き、病院へ電話すると、薬を増やすしかないと言われましたが、この状態では口も開けられない。その上、発作の度に便が出ていたので、胃の中も空っぽで、この状態で薬を入れて良いのかも分かりません。発作が止まっている時間はどんどん短くなり、5分毎にまでなりました。
痩せている体力で、どこまで持ちこたえられるのか・・・今夜、もう最後になるのでは…朝起きたら…と考えたら、離れられず、寝られず、ただただ、発作で苦しむ姿を見て涙流す事しかできず。
一晩中、藁にもすがる思いでネットで調べていました。

【『安楽死』という選択肢】
ネットで『安楽死』という選択肢を選ぶ方がいる事を書かれていました。でも天心を見ていると、こんな苦しい状況でも、必死で心臓を動かしてる。それを私たちの手で止めることなんて考えられませんでした。
私の勝手ですが、天心は苦しくても今は生きる事を選んでいるように思えました。私よりずっとか強い。だから私のところに来てくれたんだね。「強く生きて」と、言われているように感じました。

調べること数時間。「てんかん」の薬は色々あること、下剤という手があると知って、病院へ。病院へ行くまでの間にも、2回の発作に襲われました。病院に着き、薬を入れてもらうと、眼がトロンとなり寝息を立て始めました。お医者さんから「発作で心臓の方が危ないから」と言われ、発作を暫く止めるための注射を打つことに。更に、ずっと食べ物も水分も入れていないので、補水の為の点滴もしました。
発作を止める事で天心はやっと寝ることが出来ました。私も安心してやっと寝ることが出来ました。

◆2021年10月27日
天心が、朝方に気持ちよさそうに寝ていたので、昼から補水へ行くことに。しかし病院が休みだと気づき、明日まで持つか、不安で不安で、朝になるまで舌に水を15分おきに垂らし続けました。

◆2021年10月28日

朝、硬直していた天心の舌が動きました。凄く感動しました。その日は嬉しくて、久しぶりに笑顔で寝ました。もちろん、15分おきに口に水を垂らすことは続けて。

◆2021年10月29日
朝5時まで起きて、水を垂らしていたのですが、力尽きて私は寝てしまいました。
8時に目が覚めて「しまった!」と天心に目をやると、再び発作が起きたようで、舌を出して意識を失っていました。
朝、病院が空くと同時に病院へ。
痙攣抑制の注射は、効きすぎると心臓まで止めてしまう可能性があるというので、今回は静脈ではなく、皮下に打ちました。
5分後、震えが止まりました。
補水の点滴をし、いつもの発作の薬を3日分もらいました。

また、目ヤニが沢山出ていることも気になっていたので、眼は見えないけど、眼が引っ付いて気持ちが悪いだろうと思い、目薬ももらいました。目薬は、凄くよくて、目ヤニがピタッと止まりましたが、意識の方は戻りませんでした。
夜、呼吸がどんどん苦しそうになってきました。
鼻水が溜まっているのか、痰が溜まっているのか・・・何かしてあげられないか、グーグルで調べましたが、意識不明の状態のワンちゃんに出来る治療は見つかりませんでした。

◆2021年10月30日 午前5時

17年間を私たちの家族として生きてくれた愛犬(天心)は、大好きなコタツに体半分を入れたまま、私の隣で最後の瞬間を迎えました。
2日前に意識を取り戻したのは、最後に別れを言いに来たのかな・・・
倒れてから、6日間、小さい体で本当に頑張ってくれました。
そして、私たちに最後に一緒に過ごす時間をくれました。

ありがとう、てんしん


てんチャンの遺骨は、私の部屋に。
そして遺骨の一部を、キーホルダーの中にしまいました。
これからも、いつも私の傍にいてね。