講演:心の病気とダンス

昨日は、寒い中、足を運んでくださった皆様、ありがとうございました。
私の体験のシェアをさせていただきました。カウンセラーとして活動していたブロガー時代に、フジTVさんからも取材を受けた内容の一部でもあります。
ですが、ここ7~8年は公にすることをやめていました。理由は、病気の話なので、あまりハッピーな過去ではない事。何より、私自身が「今を生きる」が出来るステージに入ったからだと思います。いつまでも、過去に縛られてちゃダメだ!と思い、前を向いて生き始めました。それが僅か7~8年前の出来事です。

今回は総合選抜校を編入学してまで、東京へ一人で行くことを決意した過去について、お話ししました。よく「勿体ない~」と言われることが多いですが、一般的に勿体ないことでも、自分にとっては逆のこともあります。あのまま、優等生を演じ、高校を卒業していたら、今頃どうなってたんだろう?と今も思うことがあります。きっとダンスとは無縁の人生だったと思います。

何のために生まれて、何のために生きるのか。答えられないなんて、そんなのは嫌だ!


このアンパンマンの歌詞。私が病気の頃から頭でいつも流れていました。
以前、大人になって気づいた「アンパンマンの歌詞の深さ」についてブログで書いたことがあります。

何が君の幸せ 何をして喜ぶ
解らないまま終わる
そんなのは嫌だ!

生と死。
本当の意味で生きることも死ぬことも出来ない”生き地獄”という迷路。

自己犠牲とアンパンマンというヒーロー。
ヒーローをあえて人間にしなかったのは、人間の自己犠牲は非常に難しいテーマで、己も他人もを幸せにすることが出来ない結末を迎えるという、芥川龍之介氏の作品にもある内容を含んでいるのでしょうか?
これらは私の推測でしかないですが。
ドラえもんもですが、アニメって本当に奥が深いなぁって大人になって分かることが沢山あります。

人生は選択の繰り返し。
何を選んで何を切るか、死ぬまで決断の連続で、両方を選ぼうとすれば、両方を失うかもしれません。

今回の公演の話を頂いた時、海外での笑えるエピソードの方が、楽しんでもらえるのではないか?と悩んでいましたが、うんうん、と首を縦に振りながら、そして、真剣に話を聞いてくださった皆さまのお陰で、私も安心してセンシティブな過去のシェアが出来ました。
ご視聴くださった皆様、イベントを企画してくださった方、
本当に貴重なお時間、体験を有難うございました。


最後にヒールズダンス、ミニレッスンをしました。
今回のイベントを通し、最後、皆さんが笑顔になっている姿を拝見し、
改めてダンスの素晴らしさ、パワーを実感しました。

生き物にとって、表現が出来ること、
表現が安心して自由にできる場所があるということは、
自分の存在、一度きりの命、を感じられる瞬間ですね✨