ヒールズとは?

ヒールズは約10センチのヒールを履いて踊ります。女性らしいSEXYな動きの中に、時には女性の力強さも表現する振り付けになっています。
私がニューヨークへ渡る目的の一つがこのジャンルを学ぶことでした。
≪以下、ニューヨークでのレッスン風景≫
ヒールズ 参考動画1:Genie In A Bottle – Christina Aguilera
ヒールズ 参考動画2:Sweet Love – Kiesza
ヒールズ 参考動画3:ESTÁ RICO – MARC ANTHONY
ヒールズ 参考動画4:Todrick Hall – Attention
ヒールズ 参考動画5:If I Ever Fall In Love – Shai
ヒールズ 参考動画6:Nails, Hair, Hips, Heels – Todrick

ヒールズダンスといえば

ヒールズダンスを世に広めたのは、フランス、Grasse(グラース)出身のYanis Richard Marshall(ヤニス・リチャード・マーシャル)で、1989年生まれの、まだまだ現役でダンス指導をしている方です。
フランスで名門のダンススクールの指導者であり、ダンス協会の理事もしているNadia Marshall(ナディア・マーシャル)を母に持つヤニスは、幼少期からバレエ、コンテンポラリー、ジャズなど様々なジャンルのダンス学び、若干15歳で実力を認められた者にだけ与えられるEAT(ダンス資格)のジャズダンス部門を首席で獲得しました。
ヤニスが20歳の頃、NYに渡り、ダンススタジオ「BDC」で日系3世のコレオグラファーSheryl Murakami(シェリル・ムラカミ)と出会い、彼女の”アメリカン・ストリート・ジャズ”に影響をうけます。
ヤニスはフランスに帰国し、シェリルから学んだスタイルを母国フランスでも広げようと、ダンス教室の講師として働き始めました。ダンス教室ではジャズやキャバレーダンスなど、様々なジャンルを教えてましたが、ヤニスはもっと自分のオリジナルスタイルを高めようと試行錯誤し、ヒールで踊り始ることを思いつきます。
そしてヤニスに転機が訪れたのは2014年、24歳の時にイギリスの人気オーディション番組『Britain’s Got Talent』に出演したことでした。

このオーディション番組をキッカケに、ヤニスは世界中を回る人気の振付師となりました。

▼以下、ヤニスのインタビュー

「ヒールを履いて踊るのは凄く難しいよ。超クールに踊れるか、格好悪く転んで恥をかくか、どちらか一つだね。ヒールダンスは本当に努力が必要だ。僕は色んな人に「何で君はヒールで踊ってるんだい?」と聞かれるんだけど、僕はその度に「何でヒールで踊ったらいけないの?」って聞き返すんだ。

僕は小さい時に母親のヒールを履くのが大好きだったんだよ。僕はヒールを履いても履かなくても踊れるし、どちらでも踊るのも大好きだけど、ヒールを履くとより自信が出て僕を特別な気分にさせてくれるんだ。要は、自分らしくいることが大切ってこと。だからとやかく人達には「f○○k them!」と言ってやるわ!

動画でも説明しているように、ヒールズは、ヒップホップの要素からジャズの要素、コンテンポラリーのようなクリエイティブさもあり、ジャンルという枠に囚われない面白さが魅力です。
ヒップホップ要素が強いヒールズ
ジャズ要素が強いヒールズ
ロック要素が強いヒールズ
セクシー要素が強いヒールズ

ヒールを履いて踊ることによってヒップアップ効果美脚効果があります。ヒールでの綺麗な歩き方も学べます。振り付け自体が筋トレと有酸素運動の繰り返しになっていますので、踊るだけでも十分な運動量があります。

レッスンのお申込