40日前*生徒とお別れ

【昨日は子供達とのお別れの日でした。】
泣いてくれる子もいたり、最後に写真を撮ってくれる子もいたり、本当に子供って純粋で可愛らしいです。最後に発表会しました。出会った時とは比べ物にならないくらい上手になっていました。
リズム感が無かった子が、リズミカルに踊れるようになったり。筋力が足りなかった子が、しっかり膝を大きく曲げてダウンのリズムがとれるようになっていたり。右手と左手が反対になっちゃう子が、最後にはちゃんと左右間違えずに踊れるようになっていたり。
何より、どの子も最後は笑顔で踊る余裕が出来ていました。
先生をしていて一番感動するのは、出来なかった事が出来るようになっている事。「発表会、大丈夫かな?」と心配していたけど、ちゃんと練習を重ねて大きな成長を見せてくれました。
本当にありがとう!!!
一緒に踊ってくれて、ありがとう!!!

【完璧はありえない】
ダンスを教えていると、ほんの少し出来ない事があると全て投げだしてしまう生徒もいます。これは結構、日本特有のあるあるな気がします。
最初から、教えられた事が全て出来る人は一握りだと思います。レッスン中に消化できない問題があって当たり前。時間は、かかるものです。むしろ、時間をかけるから価値があります。出来た時の喜びは大きいです。
だから、出来なくてもがっかりする必要はないんです。
「【レッスンは8×4カウントしたけど、私は最初の8カウントだけ覚えよう】それで良いんです。」
と、いつも生徒には言っています。
何かひとつでもいいから、レッスン中に学んで帰ろうという気持ちが大切だと思います。
できるかどうか、が大切ではないんです。

Avexで働いた期間、どのクラスも私に素晴らしい体験と感動を与え、私に大きな学びと成長を与えました。
貴方たちと共に成長をした事、忘れません。