【子供用】リズム初級 ダンス初心者, ヒップホップ

前回のレッスンでは、
音には表と裏があって、
表の音を「オンカウント」
裏の音ことを「エンカウント」

と呼ぶことを学びましたね。

今日は、いよいよヒップホップで使うリズムの種類を学ぶよ!

ヒップホップで使うリズムは2つだけです。

1つめは、ダウンのリズム
2つめは、アップのリズム

と言います。

◆ダウンのリズムか、アップのリズムなのかを見分けるコツは、
オンカウントで、膝が曲がって頭の位置が下がっているかどうか、です。

こんな風に、膝が曲がって、頭の位置が下がっていたら、ダウンのリズムをとっているよ。
逆に、オンカウントで、膝や腕がピンと伸びて、頭の位置が上がっていたら、アップのリズムをとっているよ。

そうしたら、今からダウンのリズムとアップのリズムを比較してみるよ。

違いが分かったかな?

さて、ここで皆にダンスが上手に踊れる秘密おしえるよ!
ダンスが上手な人は、「プレパレーション」を上手に使っています。

プレパレーションっていうのは、日本語では「準備」のことを意味するよ。

走る時やジャンプをする時を思い出してね。
少し勢いをつけるよね?
ダンスも、1カウント目から上手に踊る為には、
その前の8カウント目、もしくは、8カウント目のエンカウントで準備をする必要があります。

特に、アップのリズムの時には「プレパレーション」が必要になります。
なんでかわかるかな?

アップのリズムは、オンカウントで頭の位置を高くするんだったよね。
でも、先生の頭の位置はもうこれ以上高くならないよね。

だから、その前のエンカウントで、膝を少し曲げて頭を低くしておくと、
オンカウントの1カウント目から上手にアップのリズムをとることができますよ。

少し一緒に練習してみましょう。

*プレパレーションの練習です。

5から5エン6エン7エン8エン
と、エンカウントも一緒に数えましょう。
8カウント目のエンカウントで膝を少し曲げて、
次のオンカウントでアップのリズムがとれるように準備をするよ。

それではやってみましょう。

上手に準備ができたかな?
次は、1カウント目で膝を伸ばすところまでやってみましょう。
いくよ。

それでは、ダウンのリズムとアップのリズムのまとめです。
一緒にやってみましょう。

前回のレッスンみたいに、1から英語で数えて、手を叩きます。
2×8カウント目がきたら、膝も一緒に曲げていくよ。

足を肩幅より少し広く開いてね。
これを「ワイドスタンス」っていうよ。
ダンス用語も少しづつレッスンと一緒に覚えていこうね。

今日すぐに出来なくても大丈夫だよ。
ダンスは続けることで、必ず上手になっていくからね。